XMの口座残高がゼロカットで0円になった後、イギリス総選挙のボラティリティを利用したデイトレードで、2日で4回だけのトレードで2万円から27.4万円に増やしたトレード手法を解説します。
どのように2万円という小資金から27万円を稼いだのか、トレードの手法やポイントを解説していきますので、参考にしていただければと思います。
トレード4回の内訳は以下になります。
- トレード①:2万円を12万円(GBP/USDショート)←今回はここ
- トレード②:12万円を17万円(GBP/USDロング)
- トレード③:17万円を22万円(GBP/USDショート)
- トレード④:21万円を27万円(GBP/USDロング)
この4回のトレードで2万円を27万円、13.5倍に増やしたということになります。
今回の連載では4回のトレード手法についてそれぞれ解説していきます。
口座残高36万円をゼロカットしてしまう(残高0円になった)
はじめに、ゼロカットとは、口座残高がゼロになることを言います。
つまり、私はトレードで残高をゼロにしたということです。
先日のトレードで36万円あったのが強制ロスカットで0円になったということです。
「なんだ負けトレーダーかよ。へっ、ダサダサやん」なんて思わないでください!
思いますよね。しょうがないです。ゼロカットで残高0円にしてしまったのですから。。
私の場合、XMに10万円を入金して36万円に増やしてゼロカットになったので、36万円のマイナスではなく実質10万円のマイナスということになります。
ゼロカットは賛否両論ありますが、小資金からハイレバでトレードする場合はゼロカットされることは結構あります。
ゼロカットは友達!くらいの感覚でゼロカットを上手に使うことが大事です(^^)
また、ゼロカットされましたが、追証がないので問題ありません。
追証なしなので、口座残高が0円になった以外にマイナス分を請求されるということはありません。
これがXMのハイレバトレードでも追証なしだから安全だと言えるのです。
もし、国内口座で追証ありであった場合、例えばマイナス10万円になってしまったら10万円を追加で振り込まなければなりません。
追証ありは怖いですね。。
ハイレバトレードをするには、追証なしのゼロカット前提でトレードをするということがポイントです。
つまり、口座に入金した金額は、損切りされてゼロカットになる前提の資金であるということです。
例えば資金が100万円があるとした場合、最初に10万円だけ入金して、10万円を失う、ゼロカットになる可能性を前提でハイレバレッジで勝負をしていくということです。
10万円あればロット数を上げて1回で20万円にも100万円にもすることができます。
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最初から100万円を入金して、10万円の含み損になった時に冷静にロスカットできるなら良いのですが、ロスカットできないのであれば、そもそも最初から10万円の入金にして、10万円を元手に大きく狙う方が安全です。
もし100万円で10ロットでトレードするとした場合、10万円の資金でもハイレバで5〜8ロットで勝負することができますので、損益はそんなに変わりません。
それで10万円を元手に増やしていった方が資金効率も、安全性もあると思います。
しかし、勝ちやすいポイントに絞ってトレードしないと、すぐゼロカットされますので注意が必要です。
と、前置きが長くなりましたが、ゼロカットされて口座残高が0円になりましたが、
そこからXMに2万円を入金して、2日で27万円に増やしたトレード手法を解説していきます。
イギリス総選挙のポンドドル乱高下で稼ぐ
2万円から27万円に増やしたトレードは、2019年12月12〜13日のイギリス総選挙前後のボラティリティを利用したポンドドル(GBP/USD)のデイトレードです。
- トレード①:2万円を12万円(GBP/USDショート)
- トレード②:12万円を17万円(GBP/USDロング)
- トレード③:17万円を21万円(GBP/USDショート)
- トレード④:21万円を27万円(GBP/USDロング)
ロングとショートをそれぞれ取っている点がポイントです。値動きやチャートパターンが把握できるようになると、買いでも売りでも勝てるようになります。
それでは、それぞれのトレードの手法やポイントを解説していきたいと思います。
トレード①:2万円を12万円に増やす(ポンドドルGBP/USDショート)
まずはトレード①:2万円を12万円にしたトレード手法やポイントを解説します。
この①の2万円を12万円に増やすことがハイレバトレードでは重要だと思います。
2万円だとロットは1ロット程度しか使えませんが、10万円あれば5ロットで勝負できますので、損益が全然変わってきます。まずは1万円、2万円など小資金で始める場合は10万円を目指すことが第一関門になります。この10万円を達成すれば、その後は比較的資金を増やしやすくなります。
では、ここから小資金でロットが小さい時の戦い方がありますので解説します。
含み益が増えるたびに追撃エントリー
小資金でハイレバトレードする時のポイントは含み益が増えるたびに、追加でロットを増やしていくという戦略です。
最初0.1ロット×10だとして1ロットを使って証拠金100%くらいですが、
含み益が1000円増えるごとに0.1ロットを追加エントリーしていくイメージです。
これは、強いトレンドが出る時に有効な手法なのですが、
トレンド方向に進めば進むほど、含み益が増えるので、それに乗って追撃エントリーで果敢に責めていきます。
証拠金維持率は100%を割らないように注意

ハイレバでトレードする場合、資金が少ない時は証拠金維持率を、なるべく100%を割らないくらいを維持するのがギリギリ安全なラインです。
XMでは証拠金維持率20%で、古いポジションからかロットの大きいものからか明確にわかりませんが、全決済されるのではなく、一つずつ強制ロスカットされていきます。
つまり、10ポジションあったとして、証拠金維持率が20%になったら1つのポジションが強制決済され、残りの9ポジションの含み損で証拠金維持率がまだ20%以上だったらそのポジションは残ります。
ですが、まだ逆行して含み損が増え、残りのポジションでまた20%になったら次のポジションが強制ロスカットされるというのを繰り返して、自分で損切りをしない場合、順々にポジションが強制ロスカットされていき最終的に全てのポジションが強制ロスカットされ、ゼロカットになるという流れになります。
今回のトレードでは、0.5ロットから始め、含み益が増えるたびに0.1ロットずつ追撃して、最終的に0.1ロットを10回、合計1.5ロットで約70pipsをとって10万円に増やしました。
それ以上ロットを増やさなかった理由は、1.5ロットに増やした時にサポートラインで反発して逆行したらゼロカットになる可能性があったからです。また、1.5ロットあれば、数万円は取れるロット数なので無理をしなかったということでもあります。
ショートエントリーの根拠とポイント
売り(SELL)エントリーの根拠は、イギリス総選挙の当日の投票前だったので、リスク回避でいままで積み上がったロング勢が利益確定し下げるだろうとの思惑があったからです。
東京タイムでは依然上昇を続け高値を更新したのですが、ロンドンタイムに入る前に流石に利益確定の売りが想定できる場面です。上ヒゲを作りながらボラティリティも現象し、陰線も連続して上げられなくなってきていました。
そのために、積極的に売りポジションを積み重ねて、反発の上昇を含み損ギリギリでこなしながら下落を忍耐強く待っていたところ、ロンドンタイムで下落を始めたという流れです。

売り(sell/ショート)はストップを巻き込んでどんどん恐怖を生み出すことで投げ売りがでるので、落ちるスピードが速いのが特徴です。落ちる前は含み損や含み益が増えないストレスを抱える時間はありますが、うまく下落トレンドに乗ることができると、短時間で利益が積み重なるので気持ちいです(^^)
利益確定をしたポイントは、大陰線を形成して下落をしたので、上昇反発も大きくくると思ったので、一旦サポートで止められる可能性のあるところで利益確定をしました。
結局トータルで1.8円下がった中の、70pips獲得できたので、下落の1/3をとったということです。1/3取れれば良い方だと思います。トレードに費やした時間は、12:50からショートエントリーを始め、20:05で決済したので7時間ほどの保有時間でした。
その後のNYタイムは、風邪で体調も壊していたので、トレードはせずに就寝しました。
以上のように、
トレード①:2万円を12万円(GBP/USDショート)
0.1ロットの15分割追撃ショートで10万万円の利益確定したトレードを解説しました。
小資金から一撃で10万円を稼ぐにはこの手法は有効ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。
次回は、トレード②:10万円を17万円(GBP/USDロング)のトレード手法とポイントについて解説していきます。
ぜひ、参考にしていただければと思います。