アービトラージを利用したスワップポイント狙いで、ほぼリスクがなく稼げる3すくみで、最近SNSで話題なのがFXSuitという海外FXの会社です。
そのFXSuitはどういう会社が運営しているのでしょうか。
この点について詳しく調べてみました。
FXSuitの運営会社とは
FXSuitを運営しているのはSalvax Limitedという会社です。
他にもFX会社を運営しているようです。
金融ライセンスとしては、バミューダの認可を受けていると公式サイトに記載があります。
ただしバミューダの金融ライセンスで、登録番号を調べてみると記載がありません。
FXSuitはSalvax Limitedのトレード名です。Salvax Limitedhはバミューダに認可されてる企業であり、認可番号は53275です。
引用:FXSuit公式サイト
認可番号として記載されている53275という数字は、法人登録番号である可能性が高いです。
法人登録番号とは会社を設立した時に割り当てられる番号のことで、バミューダで法人を所有している証明になります。
このことから分かるのは、バミューダは日本とは異なり金融規制が緩い国だということです。
ただFXの世界ではこのライセンスの緩い国で営業をする、という手法は珍しいものではありません。
日本で人気のFX会社でも、同じようなケースは多いです。
FXSuitの金融ライセンスは?
金融免許についても確認しておきます。
各国の金融規制を行っている監督官庁が認可を行うもので、その事業性や資金、資産や人的要因などを満たしているかを調べるものです。
基準は各国で差異があり、免許業者の監視体制もまちまちだと言えます。
ちなみにこの規制が緩い国として知られているのが、バミューダやケイマン、モーリシャスやドミニカです。
日本人にも馴染みがある国だとニュージーランドや、ロシアなども該当します。
原則として金融規制の強い国でライセンスを受けている会社の方が、安心できるでしょう。
ただそうした国でライセンスを獲得するには、多額の資金が必要となります。
場合によっては億単位の費用が必要ですし、審査内容も厳しくなってしまうのです。
そのため新興のFX会社は、そこまで金融規制の強くない国のライセンスを取得している形になります。
FXSuitはどういう評価を受けているのか?
海外のFX評価サイトなどでfxsuitを運営している、Salvax Limitedを見てみると特に具体的な事例はありません。
オフショアで規制の緩いところで営業をしているといった程度のことは記載されています。
ですが具体的にどこがどうという悪評は、記載がありません。
具体的な部分がないため、はっきりとした証拠がないとも言えるでしょう。
実際に口コミの評判を見ても、fxsuitの評判というのは真っ二つに分かれていると言えます。
SNSで話題となっている、さんすくみ取引をすることによって稼ぐことができるというような肯定的な意見です。
他方ではライセンスの問題を指摘する口コミや、公式ウェブサイトでも表記されている事項が少ないことを指摘しています。
良い部分と悪い部分があるのですが、どちらかだけを切り取るのは良くありません。
確かに金融規制の緩い国で営業しているのも事実ですが、具体的にどこが悪いというものもないためです。
リスクが低く稼げる手法があるとされている取引所ですし、取引所自体がその方法を認めています。
その理由を運営に質問した人がいますが、その回答としては日本からの投資家が多く優遇しているためというものでした。
ですので利用できる間に利用するという考えも、決して悪いものではありません。
ただ投資というのは、そういうものではないと考える人もいます。
どちらを取るのかは自己責任となってくるでしょう。
- FXSuitは賛否両論である
- ライセンス取得の必要ない国で営業許可を得ている
- 具体的な損害事例がない
- リスクが低く稼げる手法が公認されている
以上がFXSuitを評判です。
FXSuitの信用度は?
FXSuitの信用度は上がってきています。
その理由の1つがFXの億トレーダーといわれるアキラ氏の存在です。
アキラ氏とは2019年の7月にSNSに現れたトレーダーで、資産が14億円あるとしていた人になります。
FXトレードに関する情報を発信していて、その的中率の高さから話題になっていました。
ですが決定的に氏を有名にしたのは、同年8月上旬に10億円の損失を出したことでしょう。
この損失後にもトレードを続けていて、この情報が高確率で的中していることで注目を集めました。
このアキラ氏がfxsuitのトレードにも参加しています。
ただ参加をしただけではなく、fxsuitを使ったアービトラージ投資方法を主張していたsaekinomao氏と当初は敵対関係にあったためです。
敵対関係というと語弊があるかもしれませんが、アキラ氏がsaekinomao氏の手法を馬鹿にしていたのは事実です。
ですが先述したようにアキラ氏が多額の損失を出したことにより、リスクの低い投資方法としてsaekinomao氏の提唱していた方法を取り入れました。
この間にアキラ氏の謝罪などもあり、紆余曲折を経て手を取り合っているのが現状だと言えます。
どちらもFX業界では有名な人だけに、特にfxsuitとの関係もありません。
こうした有名人がfxsuitを取り上げたことで、話題性が増したのです。
ただそれと同時にグルになっているのでは、という憶測があるのも事実だと言えます。
疑いだせばキリがない世界だけに、どこかで線引きは必要となってくるでしょう。
fxsuitは絶対に安全なFX会社とは言えません。
ですが決定的に悪質な会社であるという証拠もないのです。
この2点をもって、どう対処するのかを自分自身で判断する必要があります。
FXSuitの運営会社に関するまとめ
FXSuitとはどういう会社が運営しているのかについてでした。
FXSuitを運営している会社は、Salvax Limitedと言います。
本拠地としてはキプロスになるようですが、バミューダの認可を受けて営業をしているFX会社です。
ただし金融ライセンスを得ているわけではなく、法人登録番号を公開している可能性が高いと言えます。
金融規制の緩い国で営業許可を取り、FX会社を運営するという手法はこの業界で珍しくありません。
海外のFX会社を評価するサイトなどで確認をしても、Salvax Limitedについては具体的な悪評はでてきませんでした。
ですがオフショアの規制が緩い国で登録をしているから、信頼性は低いといった程度の記載はあります。
この1つをもってどう判断するかは、投資家自身の判断に委ねられるでしょう。