今回のチャートパターンは、保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」についてお話していきます。
上昇フラッグとは、上昇後に、高値安値を切り下げながら、斜めにボックスを作りながら下がっていき、最終的には上放れするチャートパターンです。旗の形に似ているために「フラッグ」と呼ばれています。レジスタンスラインをブレイクアウトしたところが買いエントリーポイントになります。上昇トレンドの時には、連続して出現することもあります。
上昇フラッグを認識できるようになることで、上昇後の調整がどこまで続くのか、いつトレンドが再開するのかを判断できるようになります。
保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」②
上昇トレンドの中断保ちあいのレンジからブレイクアウトし、上昇フラッグを何回か作りながら、上昇トレンドを形成していくチャートパターン。トレンドは上昇、調整、上昇、調整を繰り返しながら進行していきます。この調整がどこまで続くのか、いつ調整が終わりトレンドが再開するのかを判断できるようになることで、勝ちやすくなります。
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保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」③
下降トレンドからのトレンド転換点。小さな上昇フラッグを作りながら上値を試し、上放れしたチャートパターン。この調整の中では、ロング勢の利益確定、ショート勢の売りがあるので少しづつ下がる形になっていき、調整の終盤でロング勢の方が強くなったところで上昇トレンドが再開していくという動きです。
保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」④
長い時間をかけて形成された上昇フラッグの後に、大きなブレイクアウトをするチャートパターン。このように、保ち合いの時間が長い場合それだけ売り買いのパワーが蓄積されていきますのでブレイクした時に大きく伸びるのが特徴です。
保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」⑤
小さな上昇フラッグでトレンドが発生し、大きなトレンドを形成して行くチャートパターン。急騰後の調整時間が長い上昇フラッグを見つけたら、大きく伸びる可能性が高いので、焦らず、じっくり待つと大きく取れるでしょう。
以上が、保ち合いチャートパターン「上昇フラッグ」でした。
1分足、5分足、15分足、1時間足など、時間軸、通貨に関わらず
チャートパターンは同じですので、必ず覚えるようにしましょう。
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