フィボナッチ係数とは?FX初心者トレード手法のポイント

フィボナッチ係数とは「自然界の数列」という極めてまゆつばな話に聞こえる不思議なテクニカル指標に感じるかもしれません。

しかし、支持線抵抗線を判断するのに非常に使える理論ですので、勝てるトレーダーは必ず知っています。

今回は、そんなフィボナッチ係数の謎に少しだけ触れてみたいと思います。

フィボナッチ係数とは?

フィボナッチ係数を用いたテクニカル指標では、その数値がチャート上の抵抗ラインや支持ラインを表してくれます。
トレンドの押し目や戻りがどこまで反発するかを分析するのに使います。

黄金比率という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、フィボナッチ係数は自然界に存在する黄金比率とやらを表しているのだそうです。
そう聞くとなんかすごそうですが、ただ、私たちが気になるのが「本当に当たるのか?」ということですよね。

さて、まずは次の画像をご覧ください。
この画像は、2017年4月12日のドル円5分足チャートにフィボナッチトレースメントを挿入したものです。
どうでしょう?結構な確率でラインを境に値動きが跳ね返っていますね。

このように、フィボナッチトレースメントが売買ポイントの目安になります。

フィボナッチ係数の落とし穴!?

先ほどの画像を見ると、フィボナッチトレースメントを基準にトレードをすればいいだけのように感じます。
すごく簡単に勝てそうな気がしますね。

ですが、残念ながらフィボナッチ係数だけを見て、勝てるわけではないのです。
先ほどの画像2017年4月12日は、北朝鮮の度重なるミサイル発射や核実験を警戒して、アメリカの空母が朝鮮半島沖に配備され出した時でした。
そのちょっと前には、シリアのアサド政権が生物化学兵器を使用したとのことでトランプが怒り、ミサイルを撃ち込みました。

このような有事の情勢により地政学的リスクが高まり、リスク回避の円高ドル安トレンドが発生したわけです。

“なぜ下げてるのか?”

私はまず、値動きの背景を考えるようにしています。
それをしっかり分析せずに、チャートの形状だけ見てフィボナッチ係数を使用しても、勝率は上がらないというのが私独自の観点です。

相場に潜む優位性を味方にする

相場の値動きには”理由”が隠れていることが多いです。
その理由を分析しつつ、市場心理の変化を把握してから、フィボナッチ係数のようなテクニカル分析を使う方が断然勝率が高くなります。


相場には、目に見えない上値圧力や、下値の買い支え勢力が存在します。
それこそがまさに優位性というものなので、それが見つかれば勝ったも同然です。

 

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